ガスヴァンサントのおいちゃんのジェリー→エレファントにつづく、
実話にインスパイアされた第3作目ですね。
LAST DAYS。

ちなみに非常にお恥ずかしながら、最近DVD発売されたこの作品を
「めざましテレビ」の軽部さんのコーナーで知りました。
そういえば、ラーメンズのALICEもこのコーナー見て興味挽かれたし。
めざましが情報発信源なわたくし、田舎もん度高ですね。

ガスヴァンサント監督、エレファントに続く実話ネタ、と
いうことで、免疫ができていた私は、LAST DAYSをカートコバーンと
は切り離して見ることができた為、とても良作だと思いました。

実はニルバーナ好きではあるものの、持ってるCDはIN UTEROと
アンプラグドくらいで、ブリーチは売ってしまったし、
肝心のNEVERMINDは持ってないし、、、
という具合なので、カートコバーンについての知識もさほどない故
すっぱり切り離して鑑賞できることができてラッキーだったと思います。

それよりも、マイケルピットがとてもよかったですねぇ。
彼が作ったという「BIRTH TO DIE」は映画を見てからも
ずーっと頭について離れない、とっても心に染みる曲です。
俳優でありミュージシャンでもある彼の多才能ぶりを
堪能できるいい映画だと思います。

映画自体も観る側を突き放して淡々と進むようで、実はとっても主人公の目線を
意識したカメラワークとか、(ボーイズⅡメンのPVが画面一杯に広がるシーンなんて
主人公の目線そのものやし)主人公の主観に立てるような配慮が盛り込まれている。
エレファント同様、「なぜ自殺したか?」「何に苦悩していたのか?」の
普通の映画では絶対に必要なコンセプトが全く排除されてますので、
作り手にその部分を求めて観るタイプの人には絶対受け付けられない映画です。

カートコバーンを楽しみたいならアンプラグドのPV観るのが一番やと思う。
この映画は、「ラリって彷徨って死んだ、ロック好きの青年」という
観点で観てしまうのは必然やと思います。

あーーーー、むしろヴェルベットアンダーグラウンドが聞きたい。(観れば分かります)
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by gobuffalo | 2006-09-27 23:06 | 映画
なんか久しぶりにまともな映画を見ました。
(最近はロッキー4とか見てたよ)
単にアダムサンドラーが出てたから借りてみただけなんですけど、
アダムサンドラーが女々しく泣き出すシーン以外は
特におちゃらけた演技もなかったです。

しかし、映画の内容は、なんというか、
「地に足の着いた」感じのしっかりしたストーリーでかなりよかったです。
とにかくまず主人公の女優さんの綺麗なこと!
娘への愛情故に、絶対に信念を曲げることのない
強気な女性という役柄なのですが、
怒ってる時の表情とかがまた、余計と色っぽい。

アダムサンドラーと彼女が心を通わせていく様子、
最後のレストランの晩(彼女の為に料理を作ってあげて
その料理を美味しそうに食べる彼女をとても愛しげに見つめる
シーンはすごいよかった)は非常に極上のラブストーリーに
仕上がっております。

そしてこの映画で私が結構好きだったのが、酒飲みのおばあちゃんと
奔放主義の娘(アダムサンドラーの嫁さん)とのなんとも
滑稽なやり取り。
自分のおかんに「ママは誰とでも寝る女」って言って
その返しが「だからこそ今は私の助言が役立つ」
っていう会話に「ああこいつらは親子なのだな」と思えて
なんとも面白かった。

あとどーでもええんですが、アダムサンドラーのあの冴えない天然パーマを
滑稽と思わすこともないくらい、会話とストーリーで魅せる映画でした。
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by gobuffalo | 2006-07-23 22:06 | 映画
久しぶりのアダムサンドラー作品、しかもまたもやドリューバリモアとの
共演、っつーことで見ましたが。

アダムサンドラー作品という意味での期待度は裏切られました。
(そもそもドモッてない時点でああ、今回は違うんだ、、となりました)
しかし、この映画はラブストーリーとしてはすごくよく出来てました。

最近流行りの「短期記憶障害」(記憶喪失とは違い、
最近起こった出来事などを記憶できない)
を使ってるあたりで、斬新さはないんかなぁ、と思ってたんです。

でも、この「短期記憶障害」を恋愛というテーマで逆手にとると、、、
すごいおもろいもんやなぁ、と感心させられました。

例えば、初めてヘンリーがルーシーと出会うシーン。
1回目はすっごく会話もはずみ、もう二人とも「ビビっときた!」
という感じでぴったしハマるわけです。
でも2回目、3回目とリトライすると。。
これが全然うまくいかない。
1回目で成功した経験を生かして、彼女が食いつくネタで
リトライしても、全くうまくいかなかったりするわけです。

ここがすごくうまいなぁ、と感じました。
あとはもう、運命とかめぐり合わせとかそんなありがちな綺麗事ではない、
押せ押せ作戦が功を奏していくわけですね。
甘いんですけど、「運命の赤い糸」的な軽い感じの甘さではなく
「愛が深いんやね」的なしっかりした恋愛なので
鼻につかん仕上がりになっています。

ほんで、アダムサンドラー作品ではお馴染みのロブ・シュナイダーが
かなり出演回数多いです。
いっつも「You Can Do It!」しかセリフがなかったんですけど、
私はこの一言セリフ支持派だったので
ちょっといただけませんでした。

今回はヘンリーの助手役の男女においしいところを
取られてしまいましたねぇ。
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by gobuffalo | 2005-11-08 23:24 | 映画

21g

今更ながらやはり話題作だったこともあり見ておこうと思って。

最初見始めた時は、最近多い時間軸ずらしパターンかな?
と思ってたんですが、見終わってみると、
そうゆう手法も必要ないくらい、内容と演技がしっかり伴なった
非常に見ごたえのある映画でした。

「命の重さ」という難しい問題を軸にはしてますが、
なんでかそんなに重い気持ちになることもなく
すっと自分の中に入っていきました。
たぶん、ポール(ショーンペン)がクリスティーナ(ナオミワッツ)
に惹かれる部分、これが、心臓の持ち主であるクリスティーナの
旦那の気持ちをそのまま受け継いだような、
すごい神秘的なものを感じるからでしょうか。

ベネチオデルトロがものすごい好きなんですよね、私。
で、ショーンペンも結構好き。
これ、デルトロさんとショーンペンのキャストを入れ替えても
いけるんちゃうかなぁ、と思いましたが
(どっちも犯罪者キャラやから)
心臓病を患ったデルトロ、、、やっぱ変ですよね。

そう、デルトロが前半、子供をぶつシーンありましたが、
あのシーンがなんか心を打ちました。
狂信的なほど神の存在に依存する父親、
実は自分自身はものすごい未熟で不器用。
その不器用さが、あのシーンに見事に凝縮されていて
交通事故を起こしてしまったあとの、モロさをより
引き立てていた(言い方が変だけど)ように思うのです。

うん、時間を逆から追う演出、あれ、逆に余計やったよなぁ、
と今となっては思います。
内容がしっかりしてますし、ものすごい直球な話でしょ。
撮影の仕方や、演出に思考を凝らしたり、
キャスティングの話題性などに頼り切った昨今の映画の中では
抜きんでていい作品やったなぁ。
(時間逆回しの演出を除いてしまえば、レイプシーンしか頭に残らない
アレックスとはえらい違いです。)
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by gobuffalo | 2005-10-19 23:41 | 映画
子供の頃見たっきりで、見ていない映画。
これからはそんなやつをどんどん見ていこうと思ってます。

バタリアンって。なんやろう?オバタリアンはバタリアンから
きてますよねぇ。じゃあバタリアンはどこからきたんやろうか。

内容は過激ですねぇ。
倫理的にも道徳的にも問題ありだけれども、
C級なので、そこのへんもどうでもいいかって感じです。

この時期のホラー映画には「お姉ちゃんの裸」は鉄則でしたが
これにも例に漏れず入っておりました。意味のないヌードシーン。
しかもしょっぱなからかなり訳もなく脱いでおりました。

あとねぇ。
ものすっごい噴出すくらいおもろいシーンがひとつだけあります。
チャプターでいうと「死後硬直」の所なんですが。
文章にしてもおもんないしなぁ。
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それ以外にもおもろいエプソードやシーンが結構散りばめられており
今更借りて見るに足るエンターテイメントを繰り広げております。
まぁよければ一度見てみてください。
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by gobuffalo | 2005-08-16 07:11 | 映画
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最近、これといって見たい映画がなく、シリーズ2作目を借りるんですが
マッドマックス2、酔拳2はなかなか今更見るには面白い映画でした。
香港映画の極端な明暗、おもろいですねぇ。
(あと最後に入ってるNG集ね)

ミニシアター系もちょくちょく借りていこうかなぁ、と思って
最近見たのが「CODE46」と「エレファント」です。
CODE46は、、、、おもろくなかったなぁ。。
恋愛物っつーほどはのめりこまへんし、SFの要素も薄い。
でも、サントラはかなり格好よかったです。

「エレファント」はガス・ヴァン・サントのおっちゃんの映画ですね。
私、ガス・ヴァン・サント作品は、「マイプライベートアイダホ」と
「ドラッグストア・カウボーイ」両方好きなんですが
エレファントもまた違ったティストでよかったなぁ。

映像的には今までの映画に比べ、シンプルだったけど
題材そのものがかなり衝撃的なものですからねぇ。
あのシンプルさが逆にすごくよかった。
ただただ登場人物を後ろから追い掛けて撮るのみという。
ほんで余計な感情が入らんように
余分な描写を大胆にそいでたのもよいです。

どうしてもこういった若者を題材にした映画を見ると
自分の若い頃と照らし合わせてみてしまう自分がいるのですが
そもそも過ちっていうのは後々考えても
なんでそれを犯してしまったかっつー原因って
あるようでないんかなぁ、と。
ただそうゆう「きっかけ」があって起こってしまう過ちって、、
なんとなくですが判るなぁ、、と思ってしまったり。
(もちろん銃乱射は極端すぎるし、理解に苦しむけど)

たぶん他の監督の手にかかってたら、犯罪者の少年の
家庭背景とか周りとの葛藤とか、、、
いらん細工を入れられてたに違いないと思います。

あと、主人公の金髪少年がめちゃくちゃかわいかったのと
Tシャツ(バッファローのシルエットのみのこれまたシンプルなやつ)
が格好よかったのと、、、まぁそれはどーでもええ話ですね。
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by gobuffalo | 2005-08-12 02:31 | 映画
これ、原作がものすごい読みたいです。
映画を見ましたが、かなり原作からアレンジされてると聞きました。

映像はなるほど、格好よかったですねぇ。
スタイリッシュだし、暴力シーンや拷問シーンはかなりの迫力。
「パルプフィクション」や「バッファロー’66」を思い出しました。
今までの映画の格好いい部分を練り直して
濃くしたといった感じですか。

ストーリーや、根本の設定はというと、、、
ここが賛否分かれるとこじゃないかと思いますが。。
この映画の一番の問いかけ「なぜ15年間監禁されたか?」の
謎が解かれた時には。。。。
正直私はあまり好きな方向ではなかったですねぇ。
あ、そっちいっちゃたか、、みたいな。

なので、原作の方に非常に興味が湧いたわけです。
もう1つの「(原作は10年)監禁の謎」を見てみたいものです。

ちなみに、「エイリアンVSプレデター」も一緒に借りて見たのですが、
こちらは、久しく味わったことのないヒドさ加減でした。
かなり爆笑しましたが。
今となってはどんな映画だったか思い出すことすらできないですねぇ。
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by gobuffalo | 2005-06-06 08:39 | 映画
最近新しい映画を見たいって気にならなくって。
なんか懐かしいやつが見たいなぁ、と思い
かなり久しぶりに「ペットセメタリー」をレンタルして見ました。
(本当はティーンウルフが見たかったけど、置いてなかった)

ストーリーは言わずと知れた、蘇生物です。
昔インディアンが蘇生術に使っていた荒廃した土地。
そこに死体を埋めると蘇る、という。

この映画は改めて見ると、かなり完成度が高かったです。
奥さんが死を異常に怖がる背景も、キングらしいエピソードが
添えられていて。(実はここの描写がかなり怖い、というか
嫌ーな気持ちにさせるんですよね。うまい!)

キング映画で代表格といえば「シャイニング」ですけど
私はあれ、何回見ても途中で寝てしまいました。
展開が遅すぎて。

ペットセメタリーはすごい淡々とテンポよく話が進むし
非常に見やすかった。
何より、子供が喉元に噛み付くシーンなんか、
他ではお目にかかれない衝撃ですよね。
あのかわいいおチビさんは、自分の姿を分かって演技してたのかしら。。
「ベティサイズモア」で旦那が生きたまま頭の皮を剥がれるシーン。
あれ以来の衝撃をうけました。
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by gobuffalo | 2005-05-06 07:57 | 映画
レンタルが開始されてからずっと見たい見たいと思ってたんですが
今日やっと借りることができました。

私の住んでる近くのTSUTAYAは新作から7泊8日レンタル可になるまでが
すごく長いです。
新作で借りるとすぐ返しにこないといけない為、新作からはずれてから
借りようと思って、やっと今日借りることができたわけです。

で、ビッグフィッシュを見たわけですが、最近見た映画のなかでは
かなりのヒットやった気がします。
お伽話がほぼ全編をしめてますが、その中にも真実味が伝わる描写が
ちょこちょこあり、ボーダーラインをうまくぼやけさせてる感じがよかったです。

お伽話といっても、そんなに甘い描写はなく
見てて飽きないのもよかったですねぇ。

この親父はすごく幸せ者ですよねぇ。
俺が幸せやから、皆幸せや、という映画ですね。

「おっさんが歌えば、恋人達はキスをするねんぞ」
の法則ですa0019637_0255180.jpgね。
(一人ごっつより)
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by gobuffalo | 2005-01-09 00:26 | 映画
ブレッドイーストンエリスの作品は結構好きで、同名の小説も読んだし、
アメリカンサイコも小説、映画ともに見ました。

小説の方のルールズオブアトラクションの好きなところは
ただ淡々と日常が進んでいくさまが読んでておもしろい。
あまり感情を表現する文章は出てこないので
一見感情移入しにくいように思ってしまうのですが、
登場人物の心情とかって、読み手が解釈できる材料があれば
ええんちゃうかなぁ、と。
実際自分の青春時代と投影させるのに感情表現が無いほど
すんなり受け入れられるなぁ、と感じました。

映画の方は、、、、、ちょっと中途半端やったんちゃうかなぁ、と
いうのが感想です。

小説の趣(登場人物の虚無感とか)は引き継いでると思うけど、
スタイリッシュな映像がかえって余計な気がしたんです。
映像だけが先走ってしまって、「結局なんやねん??」で
終わってしまったのが残念です。

まぁ「レスザンゼロ」も似た様な感じではあったかもしれないけど。
レスザンゼロをもう一度撮り直したらこんな感じになるかなぁ、と
思いましたが、レスザンゼロは俳優勝ちしてますからね。
あれはキャスティングありきな映画やなぁと今気づきました。
ロバートダウニーJrが出てなければ、バブリーなおハイソ映画に
成り下がっていたかもしれません。

余談ですが、アメリカンサイコの小説では「ジェネシス」と
「ヒューイルイスアンドザニュース」について
1章フルに使ってウンチクをたれたりしてましたが、
あれこそ作者の道楽ですよね。
そうゆうお遊びも許されてしまうなんて、うらやましい限りです。

アメリカンサイコの主人公(殺人鬼)がルールズオブアトラクションの
ショーンの兄貴、というのはさらにどうでもいい余談ということですか。
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by gobuffalo | 2004-12-20 21:44 | 映画