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50回目のファーストキス

久しぶりのアダムサンドラー作品、しかもまたもやドリューバリモアとの
共演、っつーことで見ましたが。

アダムサンドラー作品という意味での期待度は裏切られました。
(そもそもドモッてない時点でああ、今回は違うんだ、、となりました)
しかし、この映画はラブストーリーとしてはすごくよく出来てました。

最近流行りの「短期記憶障害」(記憶喪失とは違い、
最近起こった出来事などを記憶できない)
を使ってるあたりで、斬新さはないんかなぁ、と思ってたんです。

でも、この「短期記憶障害」を恋愛というテーマで逆手にとると、、、
すごいおもろいもんやなぁ、と感心させられました。

例えば、初めてヘンリーがルーシーと出会うシーン。
1回目はすっごく会話もはずみ、もう二人とも「ビビっときた!」
という感じでぴったしハマるわけです。
でも2回目、3回目とリトライすると。。
これが全然うまくいかない。
1回目で成功した経験を生かして、彼女が食いつくネタで
リトライしても、全くうまくいかなかったりするわけです。

ここがすごくうまいなぁ、と感じました。
あとはもう、運命とかめぐり合わせとかそんなありがちな綺麗事ではない、
押せ押せ作戦が功を奏していくわけですね。
甘いんですけど、「運命の赤い糸」的な軽い感じの甘さではなく
「愛が深いんやね」的なしっかりした恋愛なので
鼻につかん仕上がりになっています。

ほんで、アダムサンドラー作品ではお馴染みのロブ・シュナイダーが
かなり出演回数多いです。
いっつも「You Can Do It!」しかセリフがなかったんですけど、
私はこの一言セリフ支持派だったので
ちょっといただけませんでした。

今回はヘンリーの助手役の男女においしいところを
取られてしまいましたねぇ。
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by gobuffalo | 2005-11-08 23:24 | 映画